信用取引の仕組みとルール | 信用取引を始める前に確認すべき4つのSTEP

信用取引は始める前がもっとも重要です。先に仕組みを理解しリスクを回避する方法を学ぶことでうまく信用取引を行うことができます。元証券マンがまだ信用取引初心者に対して信用取引を始める前に確認するべき4つのステップとリスクを軽減してミドルリターン運用法について紹介します。

STEP1信用取引とは?

2. 信用取引の仕組みとルール

信用取引とは、その名の通り信用を基に取引できる株の取引手法の1つです。

金融業界で”信用”と言えば「Credit」のことですよね。クレジットカードは今現金がなくても、銀行に預金があり、来月にはきっと支払いができるだろうという”信用”があるからこそ利用できるわけです。信用取引も、自分の資金や株式を担保に信用を得て、証券会社から資金を借りて株式を売買することです
少々強引かもしれませんが、現金で物を購入するのが通常の株取引(現物取引)とするならば、クレジットカードで物を買うのが信用取引ということになります
その信用取引には現物取引とは異なる仕組みやルールがあります。仕組みはとても簡単ですし、ルールも覚えておくべきものは大きくわけて2つです!信用取引を始める前にきちっと情報を抑えておく必要があるので、仕組みとルールを1つずつ覚えていきましょう。

現物取引との違いに見る信用取引の仕組み

信用取引の仕組み

信用取引最大の特徴

信用を担保に証券会社から資金を借りて株式を売買する取引が信用取引の仕組みですが、具体的には保有している株や資金の3倍もの額で取引ができる。これが最も大きな信用取引の特徴です。このため、うまく取引を行えば、非常に大きなリターンを期待することができます。

「レバレッジ効果」で大きな取引が実現

信用取引が現物取引と異なる最大のポイントは保有資産の3倍もの額で取引ができるという事ですが、これができる事で「レバレッジ効果」を期待する事ができます。(横文字苦手の方も毛嫌いせずにもう少し読み進めてみてください)

レバレッジとは、英語で「てこ」を表す言葉です。「てこ」を使うと、小さな力で大きなものを動かすことができますよね。このことから、少ない資金で大きな金額を取引できることを「レバレッジ効果」と呼びます

例えば、100万円の元手があったとして、現物取引で株を購入する場合には当然、100万円分の株しか購入することができません。しかし、信用取引であれば300万円分までの株式を購入することができます。その際、時価1000円の銘柄を1000株買えば100万円なので、3000株買えることになります。もし、その株が1100円まで値上がりした場合、現物取引では100×1000で10万円の利益となりますが、3000株買えるので30万円の利益を出すことができます

信用取引のレバレッジ効果

現物取引では10万円しか利益が出なかったところが、信用取引を利用することで30万円の利益が出る。これがレバレッジ効果ということですね!

信用取引と現物取引の違いはコレ

信用取引と現物取引の違いまとめ

現物取引は自分の持っている予算内で株の売買をする一般的な株の取引手法ですが、その一般的な株の取引手法と、今回紹介している信用取引の違いを表にまとめると上記のようになります。株自体買うか売るしかできる事がないので、これだけ押さえておけば大丈夫です。

信用取引を始める前にメリットを理解するページでは、信用取引の買うと売るについてさらに深く説明しているので、ぜひ御確認ください。

信用取引を始める前に確認しておく2つのルール

信用取引の取引にはコストが発生する。

信用取引での取引の場合は、自分の信用を担保に証券会社からお金や株式を借りている事になります。なにか物を借りるという事はなんらかのお返しが必要ですよねw
信用買いの場合には「金利」、信用売りの場合には「貸株料」といった費用が必要となる点は現物取引と大きく異なります。「物を借りたらありがとうのお礼をつけて返す」という感じですね。

信用取引の取引の場合、期日(返済期限)は6ヶ月となっています。

返済期限があるというのも信用取引のルールになります。この点も現物取引とは大きく異なります。制度信用取引といって、借りている分を返済する期日が決まっている点が最も特徴的です。信用取引の場合、期日(返済期限)は6ヶ月となっています。「貸してあげるけどいついつまでに返してね〜」と約束をしている感じですね。ただ、近年では返済期限のない無期限信用取引が可能な証券会社もあります。また銘柄によって利用できない場合もありますので、実際銘柄を選び出す時に確認するようにしましょう。

いろいろ長い言葉で説明してみましたが、ルールもいたって簡単ですね。普段の生活に置き換えると、「DVD貸してあげるけど半年後に返してね」「DVD面白かったありがとう〜お礼にこれどうぞ!」といった感じですw。ね!簡単でしょ!

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