信用取引初心者にオススメする四季報をつかった優良企業の見分け方 | 信用取引を始める前に確認すべき4つのSTEP

株や信用取引をするにあたって優良企業の見極めは大切ポイントです。会社四季報や有価証券報告書などを参照して、優良企業の特徴をしっかりと見つけ出しましょう。

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STEP3信用取引で失敗しないための銘柄の選び方

6. 信用取引初心者にオススメする四季報をつかった優良企業の見分け方

信用取引に限らず、株式投資をする上で最も重要なのが「優良銘柄」の選定です。「優良銘柄」を見極め、相場が安いと思われるときに投資することが、「リスクを抑えながらミドルリターンを狙う」を実現するための方法のひとつです。

近年は、信頼されていた国際的大企業の不正発覚などが相次いでいるほか、中国経済の減速や国際治安情勢の不安といったネガティブな要素から、日本の株式市場は乱高下する傾向にあります。優良銘柄を見極めるには、さまざまなテクニックが必要だといわれたりしますが、実際のところはポイントさえ掴んでいれば、それほど難しくはないんです。

そこでこのページでは、初心者の方でもわかる、会社四季報を使った優良企業の見分け方について解説します。

四季報の使い方まとめ

四季報を使った優良企業の見極め方

優良企業を見極めるツールとして役に立つのが「会社四季報」です。

会社四季報では、各企業の財務状況や株主情報など、企業を知る上で欠かせない情報がぎっしりと詰まった「会社のバイブル」として重宝されています。また、業績予想など株式投資における有益な情報もたっぷり掲載されています。

優良の定義はいろいろあると思いますが、優良企業の見分け方の一つとして「財務」をみるべきだと考えます。

例えば、四季報の財務欄の「資本金」と「利益剰余金」を比較して見てみましょう。

信用取引銘柄の選び方 資本金と利益剰余金の読み方

資本金とは株主が出資したお金のうち資本金に組み入れた金額で会社が事業を行うにあたってのベースとなるお金です。利益剰余金とは企業が事業によって稼いだ利益を積み立てて内部留保しているお金です。

資本金がいくら多くても「利益剰余金」の積み上げが少なければ、その企業は大企業であっても、あまりよい経営環境ではない可能性があります。特に、利益剰余金を年々減らしている企業は要注意です。逆に、利益剰余金を年々増加させている企業は優良企業といえるでしょう。

キャッシュフローは有価証券報告書でチェックする

現金がどれくらい流入出しているのかというキャッシュフローを見ることも重要です。キャッシュフローは有価証券報告書などで確認することができます。

キャッシュフローは営業活動、投資活動、財務活動の3つに分けられ、中でも、営業活動を通じて実際に稼いだ金額を表す「営業活動におけるキャッシュフロー」がプラスとなっていることは、本業の営業活動が順調であり、安心できる企業としての条件の一つといえます。

例えば、掛けで商品を売った場合、実際は現金での売り上げが上がっていなくても「売上」として計上されます。決算書の損益計算書に記載されている売上高、純利益といった項目は現金以外の売り上げも含まれていることになります。そのため、売り上げにおいて黒字であっても、営業活動におけるキャッシュフローがマイナスという企業は優良企業といえない場合があります。本業において現金が流出しているという状態なので、いくら資本金が多くてもこういう会社は危険ですね!

また、営業活動におけるキャッシュフローと投資活動におけるキャッシュフローを足して求められる「フリーキャッシュフロー」にも要注目です。フリーキャッシュフローは営業活動で生み出したキャッシュから事業の維持のための投資金額を引いたものであり、言い換えれば、自由に使えるお金であるため「フリーキャッシュフロー」と呼ばれ、経営状態が良好かどうかを判断する一つの指標となります。

信用取引銘柄の選び方 キャッシュフロー

このように、会社四季報や有価証券報告書は企業の「通信簿」として、さまざまな投資において活用されています。企業の財務状況や成長性について読み込むことで投資へのリスクを避けることが勝利への近道と言えるでしょう。

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