回転日数を見て判断する | 信用取引を始める前に確認すべき4つのSTEP

回転日数をみて判断するページでは、信用取引初心者の方でも理解できる様に、回転日数の説明や計算式、読み方をオリジナル画像を用いて紹介しています。

STEP3信用取引で失敗しないための銘柄の選び方

4. 回転日数を見て判断する

信用取引の「制度信用取引」では、証券会社から借り入れた資金や株式は6ヶ月以内に返済しなくてはいけないというルールがあります。この6ヶ月という期限の中で、株価の動向がどうなるのかを予測しないといけないわけですが、株価や投資家の動向を計る指標がいくつかあります。このページでは信用取引初心者でもわかる株価の判断指標の1つである「回転日数」の見方についてお伝えします。

回転日数とは

「回転日数」とは、信用取引で売買している投資家が平均何日で決済をしているかを表す指標です。

信用取引では、デイトレーダーのように少しでも利益が出れば決済して日々売り買いを繰り返している投資家もいれば、ぎりぎりまで株価の動きを見ながら一番いいタイミングが来るまで決済しない投資家もいるわけですが、この新規建てから決済するまでを「回転させる」と言い換えると「回転日数」の意味が分かっていただけると思います。

回転日数について信用取引初心者の方向けにもう少しわかりやすく解説

回転日数は信用取引の残高が平均何日で決済されているのかを見る指標です。信用取引による各銘柄のシコリ具合やホグレ具合(要するに購入するべきか売るべきかということですw)がわかります。

株価が好調なときは建玉の整理が進み易く回転日数は短く、株価が不振なときは回転日数が長くなる傾向にあります。従って、回転日数が減少傾向にある場合は株価の上昇が考えられますが、回転日数が極端に短くなってしまうと過熱状態(かなりの頻度で売られている状態)に近づいているとも言える訳です。こちらは後ほど図を用いて解説しているので信用取引初心者の方もご安心を!

また、回転日数は売買の活況を判断するという以外に、相場における投資家の損益状況を計るためにも知っておくと便利な指標です。簡単に計算ができるので覚えておいて損はないでしょう!

回転日数の求め方は、融資残高(買付残高)と貸株残高(売付残高)の合計を2倍したものから、1日当たりの信用取引売買高(新規および返済の合計売買高)で割ることで求められます。詳しくは下の図をご覧ください。

回転日数の計算方法

回転日数の読み方

回転日数は、信用取引の残高が平均何日で決済されているのかを見るものです。では、平均何日くらいを目安に判断すればよいのでしょうか?

回転日数はネット取引の場合、個別銘柄情報の欄で見ることができ、ほとんどの場合信用倍率(賃借倍率)などと同じ項目の中に見つけることができます。

一般的に、回転日数が10.0といった数字(10日前後)であれば、その銘柄の売買は活発な場合が多いと言われます。また、5.0(5日前後)になると、売買が過熱状況にあると判断したほうが良いでしょう。回転日数が5日を切るような状況になれば、過熱感が高すぎるため、近いうちにその株価は天井を迎えることが多いと言われています。

また、株価の動きと回転日数の変化を見ていくことで、信用取引をしている投資家の買い手と売り手の状況を判断することも可能です。回転日数が10日よりも長い場合は、売買の動きが鈍くなっていると言うことなので、決済できずに含み損を抱えている投資家が多いということになります。そのため、相場が反転するような場合でもその戻りが鈍くなりやすい傾向があります。

信用取引における回転日数の読み方

株価の動向を判断する指標はいろいろありますが、「回転日数」が短ければ取引が盛ん、逆に長ければ閑散など相場の活況具合を知ることができます。買い傾向・売り傾向を判断するための「日証金残」(「日証金残を見て判断する」はこちら)などと合わせて、相場の動向を探るようにしましょう。

このエントリーをはてなブックマークに追加

信用取引とは?

一覧を見る

信用取引は、委託保証金という資金を担保に入れることで実際の資金よりも大きな額の株式投資が可能になる株の取引手法の1つです。株を売買するという点では現物の株取引と同じですが、取引を行うためのルールや仕組みにおいてかなり現物取引と違う点があります。ここでは、信用取引を始めるまでにぜひ知っておいてもらいたいことをまとめています。

信用取引と他の投資を比較

一覧を見る

信用取引は、現物取引と同様に株式を売買するわけですが、証券会社に支払う手数料やコスト面などで現物取引と異なります。また、基本的には6ヶ月以内に決済しないといけないルールもあります。ここでは信用取引とその他の投資との違いを比較することから、信用取引のメリットやデメリットなどについて考察していきます。

信用取引で失敗しない為の銘柄の選び方

一覧を見る

信用取引は自己資金の3倍もの取引が可能となるだけにそれなりにリスクも伴います。信用取引で失敗しないためにはとにかくリスクとなる要因をできるだけ排除していくことが重要となります。そこで、この項目では信用取引における信用取引残高の読み方や信用取引ならではの専門用語の理解などから失敗しないコツを伝授していきます。

信用取引を始める証券会社の選び方

一覧を見る

信用取引を始めるには、まず初めに証券会社を選ぶことから始まります。日本には現在約300社ほどの証券会社がありますが、その中から自分の投資に一番合う証券会社を見つけるにはどうすればいいのでしょうか? ここでは、信用取引ができる証券会社を検討する際に重要となる3つのポイントに分けて紹介いたします。