信用評価損益率を見て判断する | 信用取引を始める前に確認すべき4つのSTEP

信用評価損益率を見て判断するページでは、実際のチャートを使い解説しながら、信用取引で失敗しないための方法について紹介しています。

STEP3信用取引で失敗しないための銘柄の選び方

7. 信用評価損益率を見て判断する

株の投資で利益を出すには、相場全体の流れを読み取る力が必要です。そうした相場への目利きを鍛えるのにうってつけとなる情報が「信用評価損益率」で、相場の天井や底を知る指標として有名です。今回はその「信用評価損益率」について解説します。

買建をしている人がどれくらい含み損益を抱えているかの指標

信用評価損益率(二市場)とは信用取引で買建をしている投資家の人たちが、現在どれくらい評価損益を抱えているかを知るための指標です。

投資家というのは、利益が出ればなるべく早くに利益確定をしたいことが多いので、通常の動きと言うのは含み損(保有資産の時価が取得した価格よりも下がっている状態)を抱えている状態になります。その為、信用評価損益率は基本的にマイナスを推移します。

信用取引 評価損益率 計算方法

証券会社が提供する情報画面で見ることが可能

毎週更新される信用評価損益率(二市場)は、証券会社が提供する情報画面で確認できます。
下記は、私が初心者の方にオススメしている証券会社である岩井コスモ証券の情報画面です。

信用取引 評価損益率 見方

各証券会社の情報画面の他、総合投資情報サイト「トレーダーズウェブ」でも確認できます。

3段階で分かる損失の度合い

さて、信用評価損益率を使って、投資家が置かれている状況から、相場全体の流れを読み取ります。

買い方の評価損益率が0%に近づくほど、相場全体の天井が近いと言われています。一方、-20%に近づくほど、相場全体の底に近づくと覚えておくと良いでしょう。もっと詳しく信用評価損益率を考える場合、以下の3段階の見方を目安にします。

信用取引 評価損益率
  • 損益率が-10%を下回って来た場合
    「追証」の発生が増えてくる水準と言われています。そのため、追証を回避したり、追証の対応をするための投げ売りが始まるので、一番注意する段階と言えます。
  • 損益率が-15%から-20%になる場合
    これは底に入ったと思ってよいでしょう。ここから、相場が上昇を始めることが期待されます。つまり今が買いのチャンスだと考えます。
  • 損益率が-3%ほどに上昇してきた場合
    相場全体が天井に達したと思われます。つまり一旦、売りを検討する局面であると考えられます。

もちろん、信用評価損益率は相場全体を表しているので、あなたの銘柄がどうなっているかについては、個々に見ていく必要があります。しかし、信用評価損益率は投資家のマインドを素直に反映している指標といえるので、まずは、信用評価損益率で相場感を養ってくださいね!

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