ゴールデンクロスとデッドクロスを見て判断する | 信用取引を始める前に確認すべき4つのSTEP

ゴールデンクロスとデッドクロスを見て判断するページでは、信用取引の基本であるゴールデンクロスとデッドクロスの読み方と利用方法について紹介しています。

STEP3信用取引で失敗しないための銘柄の選び方

8. ゴールデンクロスとデッドクロスを見て判断する

株取引をする上で一番重要となるポイントは、「売り」や「買い」のタイミングについて把握することです。いつ「買い」や「売り」のポイントが来るのかを見極めるためにチャートを活用するわけですが、チャートを眺めているだけでは「その時」は分かりません。

そこで、株の売買のタイミングを知る上で基本となる分析法「ゴールデンクロス」「デッドクロス」について解説します。

ゴールデンクロスとは?

株価は需要と供給のバランスで常に上下しています。そこで一定期間の終値について平均値を取り、それをグラフにした「移動平均線」というものがチャートには表示されます。

皆さんもチャートを見た時に、下の図のような折れ線グラフをみたことがあると思います。

株 チャート

この図の緑色の線は株価の短期的な移動平均線、赤い線は長期的な移動平均線を表しています。また、多くの日足チャートでは短期移動平均を5日、長期移動平均を25日で描画することが多いようです。

さて、チャートを見ていくと、緑と赤の線が交差するポイントが必ず出てきます。

ゴールデンクロスとは?

例えば、上の図のように、短期移動平均線(緑)が長期移動平均線(赤)を下から上へと突き抜ける時交わる(クロスする)ポイントのところを「ゴールデンクロス」と呼びます(赤丸印)。

このゴールデンクロスは、ここしばらく上昇が続くであろうことを表しています。

では、なぜこれが上昇トレンドを表すかというと、株価を長期的に捉えた時に、長期的な平均値を短期的な株価が上回っていることであり、株価が急激な上昇をしているからだと言えるわけです。そのため、上昇トレンドがより明確になっているということが言えるのです。

上昇トレンドがより明確になっているということは、もうお分かりですよね?つまり、ゴールデンクロスとは「買い」のサインということです。なお、2本の移動平均線が上向きの場合は、より強気なサインと言えます。

デッドクロスとは?

ゴールデンクロスが「買い」のサインであれば、その逆が「売り」のサインということです。

ゴールデンクロスの逆のことを「デッドクロス」と呼びます。では、デッドクロスはどういう時のことを指すのでしょうか? 下のチャートから探してみましょう。どこでしょうか?

デッドクロスとは?

そうです、ここです、ここ!

デッドクロスとは?

短期移動平均線(緑)が長期移動平均線(赤)より下がる時に交わる(クロスする)ポイントのところをデッドクロスと呼びます。(赤丸印)

デッドクロスは、長期的に株価を見ていった場合、長期的な平均値を短期的な株価が下回ったことを表しています。

つまり、これは下降トレンドが明確になってきたことを表しており、今が「売り」の時期だよ!と教えてくれているということです。

なお、ゴールデンクロスの逆で2本の移動平均線が下向きの場合は、より弱気のサインとなります。

信用取引の初心者向け、ゴールデンクロスとデッドクロスの利用方法

さて、「ゴールデンクロス」の時が「買い」、デッドクロスの時が「売り」ということが分かっていただけたと思いますが、信用取引の場合にも、そのまま使えるのでしょうか?

実は、この辺が株式投資の難しいところで、ゴールデンクロスとデッドクロスを理解できたからといってそのまま鵜呑みにして取引をしていいかと言われると一概にそうとは言えません。

信用取引を行っている人の多くが6ヶ月以内または短期で売買を行うため、利用する移動平均線を投資スタイルにより使い分けなければなりません。(信用取引だけではなく現物取引にも言えることですが・・・)

一般的には既にご紹介したように5日移動平均線と25日移動平均線の組み合わせを利用するのですが、より中長期的な投資であれば25日移動平均線と75日移動平均線、週足を利用した13週移動平均線と26週移動平均線の組み合わせを利用するなどの対応が必要です。

日計り(その日のうちに決済する)取引など短期投資であれば、日足や週足ではなく、5分足などより短いスパンの足を使わないとあまり意味がないでしょう。

自分の取引するスタイルに合わせて使い分けることが重要であると言えます。

「株価チャート提供: 『Kabutan』

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