追証(おいしょう)とは? | 信用取引を始める前に確認すべき4つのSTEP

追証(おいしょう)とはページでは、信用取引を行う際のリスクとして考えられる追証を素人にも分かりやすく紹介しているページになります。

DICTIONARY信用取引に関する用語辞典

5. 追証(おいしょう)とは?

「追証(おいしょう)」とは、委託保証金(通常は保証金と呼びます)が、証券会社の定める水準を下回った時証券会社が定める日時までに追加で入金する必要があるお金のことです。そういう意味で、追証は信用取引を行う上でリスク管理上、絶対に押さえる必要のあるポイントだと言えます

信用取引では、現金または株式などの有価証券を「委託保証金」として証券会社に預けるわけですが、この保証金は、取引をしようとする額に対しての割合が決まっています。これを「委託保証金率」と言います。委託保証金率は多くの証券会社で30%以上となっています。

つまり、100万円分の取引を行いたい場合には、最低でも30万円分の保証金が必要になります。

追証はどういう時に発生するの?

信用取引には「保証金維持率」というものが決められています。これは信用取引をしている金額に対して、最低でも維持しなければならない保証金の割合のことで、20〜30%に設定している証券会社が多いです「保証金維持率」を割り込むと、「保証金維持率」を維持するまでの金額を入金する必要があります。これが「追証」です

例えば、50万円の保証金を委託し、150万円の信用買いを始めたとしましょう。この証券会社の「保証金維持率」は25%とします。仮に株価が下がり20万円の損失が出た場合、委託保証金の割合は、委託保証金率30万円÷150万円×100%=20%となり、25%を下回ってしまいます。

そこで、「最低保証金維持率」を守るために5%分の保証金を追加しなければいけません。ここでは、150万円の5%分なので、7万5000円の追証発生となります。

追証はいつまでに対処すればいい?

では、もし追証が発生した場合はどうすれば良いのでしょうか。

追証が発生した場合は、証券会社の指定する日時までに、入金などの対応が必要です。証券会社の指定する日時まで、というのは、追証発生の翌々営業日の指定する時間まで、というケースが多いようです。ただし、会社によってそれよりも早い日時を設定しているところもありますので、よく確認してくださいね。

また、追証の解消方法は、入金のほか、建玉決済といって、保有している建玉を決済して、追証の解消を図ることもできます。こちらも証券会社によって、細かなルールが異なるので、よく確認するようにしましょう。

追証が発生しないようにするには、早めの損切りが鉄則といわれています。損切りを予め設定しておけば、損失が出ても浅い傷で済みます。また、信用取引は最大で資金の約3倍の取引が可能ですが、限度額まで取引をせずに、ある程度余裕を持って取引することが重要です

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