配当落調整金とは? | 信用取引を始める前に確認すべき4つのSTEP

配当落調整金とはページでは、株の素人にも分かりやすく仕組みや言葉の意味について紹介しているページになります。

DICTIONARY信用取引に関する用語辞典

4. 配当落調整金とは?

信用取引は証券会社から資金や株を借り入れて取引をするため、現物取引のように「株主」になることはできません。 そのため、株主に年に1回または複数回還元される「配当金」を受け取ることもできません。

しかし、信用取引で買建している人は、「配当落調整金」と呼ばれる配当金に相当する金額を受け取ることが可能です。

このページでは、「配当落調整金」について解説します。

信用取引に関するQ&A「信用取引で配当金をもらう方法」ページには、配当落調整金をもらう具た的な方法についてまとめているので参照してみてください。

配当落調整金の前に「建玉(たてぎょく)について理解する。

配当落調整金を説明する前に、建玉(たてぎょく)について理解していないと全体の流れがつかめないと思うので、まずは建玉について簡単にご説明します。

信用取引では、決済が終わっていない株のことを建玉(たてぎょく)」と呼びます。建玉とはつまり、未決済になっている契約(=ポジション)のことです。

信用買いの建玉を買建玉(かいたてぎょく)、信用売りの建玉を売建玉(うりたてぎょく)という風に呼びます。

信用取引ではよく使う用語なのでこちらも合わせて覚えておいてくださいね!

建玉(たてぎょく)とは

配当落調整金が発生する仕組みとは?

信用取引をしている人が、権利付き最終日から翌営業日の権利落ち日まで建玉を持ち越した場合には、配当落調整金」という配当金に相当する金額の受け払いが発生します。

買建をしている場合には、この「配当落調整金」を受け取ることができ、売建をしている場合には支払うというルールになっています。まとめると下記の様な感じですね。

  • 権利付き最終日を超えて買建玉を保有している場合:配当金確定後、配当落調整金を受け取る
  • 権利付き最終日を超えて売建玉を保有している場合:配当金確定後、配当落調整金を支払う。

信用取引の利用者は株主ではないとは言え、もし、信用取引において配当を考慮しないとした場合、多額の配当を行っている企業の株だと、信用で買っている人は不利に、信用で売っている人は有利になりますよね。

そこを調整するのが「配当落調整金」というわけなんです。

信用取引で買建している人は現物株式と同じように「配当落調整金」を受け取り、売建している人は「配当落調整金」を支払うという仕組みによって、買建または売建に有利・不利が生じない仕組みになっています。

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