空売り(からうり)とは? | 信用取引を始める前に確認すべき4つのSTEP

空売りとはページでは、信用取引に関する空売りという用語を素人にも分かりやすく紹介しているページになります。

DICTIONARY信用取引に関する用語辞典

1. 空売り(からうり)とは?

空売りを図で説明する!

信用取引では証券会社から資金や株式を借りて、株の取引をすることができます。

株で儲けるには、株を安く買って高く売るというのが原則ですが、まず証券会社から株を借りてきて、先に高く売って、あとで安く買い戻すということも可能です。これを「空売り」と呼んでいます。言葉ではわかりにくいと思うのでこちらの図で解説しますね。

空売りの説明

空売りはこういう時に使う。

先に売ることができるのが「空売り」ですが、空売りをどういう風に使うかについて解説します。

現物取引の場合には、「上がる」株を予想して買う方法しかありませんが、株が「下がる」と予想していれば、先に売っておきたいですよね。そういう時に、信用取引を利用して、証券会社から株を借りて、まず売りから入ります。

空売りで儲ける仕組みはとても簡単!

先に売るという感覚はわかったと思いますが、先に売って利益がでる仕組みについて箇条書きで解説します。

【株価100円のこれから株価が下がりそうな銘柄をみつけた場合】

  1. 証券会社でその銘柄を借りる
  2. 借りた株を現状の株価100円で売る
  3. (株価が80円に下がる)※この間は下がるように祈るのみ
  4. 株価が80円になったタイミングで、買い戻す。
  5. (2.で売った株価)-(4.で買った株価)=空売りで得た利益

売った時よりも20円安く買い戻せて、株を証券会社に返せば、20円が手元に残りますね。あなたの利益は20円となります。これが空売りで儲ける仕組みです。

聞きなれない人は、株とか、空売りとか先に売るとか、買い戻すとか難しい言葉が並んで少し混乱しますが、結論的には小学生でもできる計算問題のような感じです!

素人でもできる空売りの裏技的使い方

配当金と株主優待は一般的に同じ日に権利が確定しますが(権利付き最終日)、権利付き最終日の翌日(権利落ち日)の株価は、配当金に相当する値段分、株価が下がるんです。せっかく、配当金も株主優待ももらえるのに株価が下がってしまうのは嫌ですよね。

そこで「空売り」を使って、配当金分の株価の値下がりをヘッジしつつ、株主優待もゲットするテクニックがあるんです。

ただ、「空売り」すると、株主優待がある銘柄には権利付き最終日に逆日歩が付いてしまって、「株主優待の価値以上の逆日歩を払わされた」っていうことはよく聞く話しです。

そこで、「信用取引で株主優待をノーリスクでもらう方法」のページでは、そのテクニックを詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

「逆指値注文」で空売りのリスクを下げる方法

レバレッジ取引を行う信用取引では、とにかく大きな損失を出さないよう、リスク管理をすることが、最終的には「勝つ」ことに結びつくんです。

例えば、信用取引である会社の株式を1株100円で1000株買って、もしその会社が破綻しても損失は100円×1000株=10万円です。つまり信用取引の買いの場合、買い建てた金額以上の損失は発生しないこととなります(金利・手数料・諸経費は考慮していません)。

しかし、信用取引である会社の株式を1株100円で1000株空売りして、もし株価が200円となれば(100-200)×1000株=10万円の損失、300円となれば(100-300)×1000株=20万円の損失、400円となれば(100-400)×1000株=30万円の損失、500円…600円…となれば…。つまり信用取引の空売りの場合、損失は無限大となってしまいます。これは痛いですよね?

こうした、信用取引の空売りの損失拡大を極力抑えるために、「損切り(ストップロス)」という方法があります。そして「損切り」をするための便利な発注方法が「逆指値(ぎゃくさしね)注文」です。「逆指値注文」とは、例えば、400円で空売りしていた銘柄が500円になってしまったら、それ以上の損失は出したくないから500円以上になったら自動的に反対売買(買戻し)を発注する注文方法です。このケースでは、「逆指値注文」を使うことで損失を100円に抑えようということです。信用取引では期限がありますから、もう少し粘って買い時を待つ、、、ということが難しい場合があります。そのため、損切りしておくことで、小さな傷で済むようにしておくことが大事なんですね。

空売りは信用取引を始める上で、非常に重要なワードではあるので是非覚えておいてください。

空売りが理解できたら次はこちらのページを読んで信用取引の理解を深めてみましょう。

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