信用取引でリスクを軽減してミドルリターンを狙う運用方法とは? | 信用取引を始める前に確認すべき4つのSTEP

信用取引でリスクを軽減してミドルリターンを狙う運用方法を初心者の方のために紹介しています。

信用取引を始める前に確認するべき4つのSTEP > 信用取引に関するQ&A > 信用取引でリスクを軽減してミドルリターンを狙う運用方法とは?
Q&A信用取引に関するQ&A

6. 信用取引でリスクを軽減してミドルリターンを狙う運用方法とは?

当サイトを通してお伝えしている通り、信用取引が投資家の間で人気なのは、自己資金の3倍もの取引ができるという点です。しかし、それゆえにリスクも大きいのが信用取引。

このサイトのモットーは、リスクを軽減しながらミドルリターンを狙う「ミドルリスク・ミドルリターン」の運用方法を探すことです。そこで今回は、信用取引に運用に特に重要となる「リスク管理の3つの柱」について解説してみます。

信用取引 リスクヘッジ

信用売残が積み上がったまま、返済期限が近づく…、どうする!?

信用取引では「空売り」といって、証券会社から株を借りてきて、その株をできるだけ高い値の時に売り、その後、株価が下がったところで買い戻して、その差額を利益にするという手法があります。

空売りをして決済するまでの状態を売建玉といいますが、売建玉の合計が信用売残です。

投資家の多くが、「この株はこれから下落トレンドに入るぞ」と考えていると、この信用売残が増えていきます。こうなれば、後は株価が下がるのを待つのみです。

空売り タイミング

しかし、このチャートの2015/05月くらいの時期を見るとわかりますが、急激に株価が上がったので空売りをしようとした人が増え、「信用売残」も急激に増えています。しかし、その後思ったほど株価は下がらなかったため、信用売残が摘み上がったままの状態になってしまいました。

こうなった場合は、早めに「反対売買」を行います。

制度信用取引の場合は6ヶ月という返済期日があるわけですから、このまま株価が下がらないのは危険です。そう感じた投資家たちは、どこかのタイミングでこぞって買戻しを始めるので、株価も急に上がったりすることになります。

空売りは、なるべく安値で買い戻さないといけないのですから、そうなる前に買い戻しておく、これがリスク回避の方法です。詳しくは、「信用売残を空売りのタイミングの参考にする」を参考にしてみてくださいね。

「信用買い」を考えているなら、信用買残の整理が進むのを待って買う

「信用買い」を検討している場合は、株価が上昇トレンドに入る直前に買うのがポイントとなるわけですが、株価が下落傾向をたどると、売るに売れなくなった他の投資家による「信用買残」が残ったままとなります。

ちょうど下記の図のような状態です。

信用取引買い タイミング

2014/09月頃を見てみましょう。
下落傾向ではありますが、株価がピークに達したときの「信用買残」が残ったまま決済が近づくので、期日対応のための「売り」が始まると考えられます。

この状況だと、さらに株価が下がる可能性がありますので、焦って買いに走らないほうがよいでしょう。ここはリスクを軽減するため、買残の整理が落ち着くまで、「信用買い」を待ったほうが賢明です。

このような場合は、逆に「信用売り」から入ってみるのもおもしろいかも知れませんね。詳しくは「信用買残が信用買いのタイミングの参考になる」を参考にしてください。

企業の財務状況などを知り尽くすことが何よりのリスク回避

株投資におけるもっと重要なポイントがあります。
それは、銘柄の選び方です。つまり、どうやって優良企業を見極めるかについて知っておく必要があります。

特に信用取引でレバレッジを生かした投資をする場合にはその分リスクが高まるわけですから、テクニカルなことよりも、まず優良銘柄を選ぶことこそが最大のリスク管理となります。

優良銘柄を見極めるためのツールとして、初心者の方に知っておいていただきたいのが、会社四季報です。

会社四季報では、各企業の財務状況や業績予想をするのに有益な情報がぎっしりと詰まっています。

また、その企業の営業活動におけるキャッシュフローを見極めるのに役立つのが「有価証券報告書」です。営業活動が順調な企業であれば、今後の業績も見込めるので投資しやすいですよね。

このように、会社四季報や有価証券報告書は企業の「通信簿」として、さまざまな投資において活用されています。企業の財務状況や成長性について読み込むことで投資へのリスクを避けることが勝利への近道と言えるでしょう。

この会社四季報や有価証券報告書の味方のコツについてはこちらでも解説しているので、「信用取引初心者にオススメする四季報をつかった優良企業の見分け方」を一読してください。

このエントリーをはてなブックマークに追加

信用取引とは?

一覧を見る

信用取引は、委託保証金という資金を担保に入れることで実際の資金よりも大きな額の株式投資が可能になる株の取引手法の1つです。株を売買するという点では現物の株取引と同じですが、取引を行うためのルールや仕組みにおいてかなり現物取引と違う点があります。ここでは、信用取引を始めるまでにぜひ知っておいてもらいたいことをまとめています。

信用取引と他の投資を比較

一覧を見る

信用取引は、現物取引と同様に株式を売買するわけですが、証券会社に支払う手数料やコスト面などで現物取引と異なります。また、基本的には6ヶ月以内に決済しないといけないルールもあります。ここでは信用取引とその他の投資との違いを比較することから、信用取引のメリットやデメリットなどについて考察していきます。

信用取引で失敗しない為の銘柄の選び方

一覧を見る

信用取引は自己資金の3倍もの取引が可能となるだけにそれなりにリスクも伴います。信用取引で失敗しないためにはとにかくリスクとなる要因をできるだけ排除していくことが重要となります。そこで、この項目では信用取引における信用取引残高の読み方や信用取引ならではの専門用語の理解などから失敗しないコツを伝授していきます。

信用取引を始める証券会社の選び方

一覧を見る

信用取引を始めるには、まず初めに証券会社を選ぶことから始まります。日本には現在約300社ほどの証券会社がありますが、その中から自分の投資に一番合う証券会社を見つけるにはどうすればいいのでしょうか? ここでは、信用取引ができる証券会社を検討する際に重要となる3つのポイントに分けて紹介いたします。