信用取引で配当金もらう方法 | 信用取引を始める前に確認すべき4つのSTEP

信用取引で配当金の代わりである配当落調整金をもらうまでの4つのSTEPを紹介しています。

Q&A信用取引に関するQ&A

3. 信用取引で配当金もらう方法

株式投資の醍醐味の1つに「配当金」というものがあります。

配当金とは、企業が株主に対して行う、利益の還元です。

配当金は1株当たりいくらという感じで銘柄によって異なり、現物取引をしている人の場合は、保有しているだけで権利確定日の約2ヶ月後に支払われます。

株を始める人はこの配当金目当てという人も多いです。
銀行の普通預金の平均的な金利は0.02%と言われている中、株の配当利回りは日経平均採用銘柄で平均約1.3%と単純に金利だけ比較すれば、約65倍ですからね。男性のみならず女性の方も「銀行に預けるくらいなら…」ということで、配当金目当てに株を始める方も多くいました。

では、信用取引をしている人の場合は配当金を受け取ることが可能なのでしょうか?このページではこの疑問についてお答え致します。

信用取引では配当金はもらえない。けど、配当金の代わりがもらえる!

信用取引では証券会社から資金や株券を借り入れて取引を行うため、実際のところは「株主」にはなれません。

株主には、株主権と言って主に、①株主総会での議決権、②配当金、③株主優待の権利を有することができます。ただし、信用取引では株主にはなれませんから、原則的にこうした権利を得ることはできません。

しかし、信用取引でも条件がそろえば、「配当落調整金(はいとうおちちょうせいきん)」(配当金相当金)という配当金の代わりになるものがもらえます。

配当落調整金とは、現物取引と同じく権利付最終日の大引け(取引終了)時点で、信用買いで建玉を保有している場合に、買い方は、売り方より配当金に相当する金額を受け取ることができる、というルールから発生する金額です。

配当落調整金の受け払いについて

それでは、配当落調整金の受け取れる条件についてまとめてみます。

・権利付き最終日の大引け時点で、買建玉を保有していた場合: 配当金確定後、配当落調整金を受け取ります。

・利付き最終日の大引け時点で、売建玉を保有していた場合: 配当金確定後、配当落調整金を支払います。

配当落調整金の受け取り方

配当落調整金の受け取り方

基本的には現物株式の配当と同じです。

1.権利確定日、権利付き最終日をチェックする
権利確定日は会社によって異なります。多くの会社では年に2回設定されていますが、2回以上設定する会社もあれば、年に1回のみ設定している会社もあります。詳しくは各証券会社の会員サイトや各企業のサイトでチェックしてみてくださいね。

また、権利付き最終日は、権利確定日を含めて4営業日前となります。

例えば、2015年3月31日(火)が権利確定日とした場合

3月26日(木) 権利付き最終日
3月27日(金) 権利落ち日
3月31日(火) 権利確定日

2.権利付き最終日までに信用買いで株を買う
権利付き最終日までに、信用取引で株を購入します。信用取引では手持ちの資金の約3倍まで株を購入することができます。

3.権利付き最終日の大引けまで待つ 権利付き最終日の大引けまで株を保有していれば、配当落調整金を得られる権利が確定します。

4.権利確定日の約2ヶ月後に配当落調整金が支払われる
配当落調整金は、権利確定日の約2ヶ月後に証券口座へ入金されます。

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